令和6年(2024)じゅり馬まつりについての備忘録

2018年から1年半ぐらい、那覇市西町に住んでいた。大田昌秀の「沖縄国際平和研究所」があったあたり。先日那覇に訪問すると、あの平和研究所があったビルがそっくり建て替わっていて、観光客向けのホテルになっていた。 西町に住みながら、三重城の奥にある…

MITEKITEN: 宮里千里さんの録音を聴く会@barよなき、DJ PIN@熱血社交場、ペナンガラン・ボーイフレンド@The Hologram City

3カ月ぶりなので「久々に戻ってきた!」という感慨深さもなく那覇入り。自分の家がなくてホテルに泊まっているのが不思議なぐらいだった。関西に戻ってきてもうすぐ5年。那覇に住んでいた期間は4年半〜5年弱程度だから、そろそろこちらに戻ってきてから…

大阪府美術品管理の問題について

毎日新聞による報道概要 毎日新聞からスクープが続く大阪府の美術品管理の問題がある。SNSではこのスクープを受けて、大阪維新の会(および日本維新の会)を嫌う人々のあいだで「ほら、維新はわけもわからずこういうことをする」「維新に財産を任せられない…

西洋と非西洋、はじまりの香港

色眼鏡で見ていた非西洋 音楽専門学校でコンサート企画を専攻し、学生時代からライブハウスでアルバイトしていた私の卒業後のはじめての就職先は、やはりライブハウスを経営する音楽会社だった。とても小さな規模で、ホモソーシャルな男性チーム。当時は夕方…

MITEKITEN: yukaD@SLUM BAR、大工哲弘&大工苗子@桜坂劇場ホールB、月刊インプロvol.112@groove

2023年11月17日から11月22日まで、久方ぶりに沖縄島へ。那覇のミスター金城に泊まりつつ、ライブもいろいろ鑑賞できた。とくにおもしろかった3つでMITEKITEN。 本題に入る前に。やはり沖縄からはじめたのがMITEKITENだけに、沖縄に行くとMITEKITENしよう、M…

音楽バンドを招聘していた自分の建前と本音

中国最高峰のインディーバンド、万能青年旅店がアジアツアーをするという。 西洋バンドではなくアジアのインディーバンドが、単独で、日本を含むアジアの都市をまわる事例は、過去に少ないと思う。どさ回りのように小さなベニューを無数に廻るヨーロッパツア…

『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』とTBSバラエティ番組の「方言禁止」ゲーム

TBSのバラエティ番組に沖縄出身の二階堂ふみが出演して、番組内に「方言禁止」のゲームがあり、それがSNS上で話題になり、炎上している。「かつての方言札みたいだ」という意見が多数。 まっさきに連想したのはチェルフィッチュの演劇『宇宙船イン・ビトゥイ…

観光客の聴覚

人の聴覚は視覚よりも適当であり、なおかつ過敏であると思う。人は、聴きたい音を聴こうとし、聴きたくない音は一定のレベルなら掻き消すことができる。 先日、久々に沖縄島に行った。 2015年から私は仕事で沖縄へ移り住み、実に約5年、現地の法人に雇用さ…

ライブハウスで開催されない音楽イベントや、即興演奏のライブには最近月に三回ぐらいは行っているだろうか。週一回までは達しないが、月に二回は行っているし、二回におさまっていないこともおおい。だいたい月に三回ぐらい。 特に江崎將史さんのライブ、日…

2018年7月、福州での約11か月間の留学を終えて、最後は晴れ晴れとした気持ちでライブハウスや音楽の鳴る場の少ない福州に「あばよ」と告げて、北京に移動した。今思えば北京よりも福州に行きたいと思うけれども、当時の自分にとっては即興音楽もノイズも鳴…

読みどころのご紹介(『オフショア』第三号―2023/8/22[農暦七月七日 七夕]発売)

『オフショア』第三号、無事に発売となりました! オフショア第三号 演劇、音楽、アートに関わる方、つくり手の方には特に読んでいただきたい号。(というか、自分がそのフィールド出身なので、その界隈の方々に向けてつくっていると言っても過言ではないで…

8月18日、ものすごく久々に、那覇在住時代によく話していた人が来阪するという。ライブに招待していただいたので観に行く。 招待してもらっておいてなんだけれども、もともと、その音楽はそんなに好きではなくて、ただ、その人の出す音はむちゃくちゃ好きで…

無料の「立ち読みコーナー」やります@しんながた Hello Market

8/20(日)、神戸からよほど遠くはない場所におられる方、もしよろしければ新長田(長田と新長田があってややこしいんですが新のほう)にお越しになりませんか? 新長田合同庁舎という、新長田の中心地にある建物のなかに、「兵庫県立神戸生活創造センター」…

堂々とバイトをしよう

バイトテロというのだったか。それにならないように気をつけながら、バイトの話をギリギリのラインで書いていくのはまあまあおもしろいし、自分が置かれている状況とかすごく客観的に考えることができるからすごく楽しい。 さっき、某スーパーのフードコート…

他者を知ることによる絶望

新しいバイトをいくつか始めてみたら、懐かしい感じ。この複雑なバランス感覚。これが毎日あってこそ、私の暮らしだったはずだ。 バイト先で出会う人たちは、たいてい、自分と趣味を共有しない人たちであり、そもそも、仕事以外の現場では使う言語の違う人た…

インボイス制度相談会へ→登録しませんが…

インボイス制度に登録するか否かの相談会に参加。税務署で、無料参加。 今までウェブや書類で眺めていた文字を立体的に頭の中で組み立てられた感覚。という経験は良かったけど、この制度の矛盾がいらだたしい。いらだたしくなるぐらい理解できたということか…

「アーティスト」に話を聞きに行くのをやめてみる(たい)

ふと、アーティストと自分の会話を聞き直していて、非常に重たい気持ちに襲われる。そのとき私が、相手にもう少し踏み込める余地があったのに、具体的な言葉を出してさらなる質問を投げかけなかったところに主にガッカリしている。その場ではどうしてそこま…

コロナの後遺症の話が私の〝デフォルト〟状態と似ている

たまにはトンデモというかオカルトぽいことを。 こんなこと言ったら非難されるかもしれないが、ちらほら聞くコロナの後遺症の話が私の〝デフォルト〟状態と似ている。身体的な面では、副鼻腔炎っぽい症状や、後鼻漏、あと呼吸が浅くなるとか。精神的には、基…

映画レビュー:陳凱歌『花の影』(原題:風月、1996)家父長制を批判した映画

月8枚レンタルできるTSUTAYA DISCASがどんどん翌月に枚数繰り越されていく。最近はどうも映画を観るモードにもならずなんだかそんな時間もなく。そうすると、今月6月は、なんと16枚も借りることができてしまうらしい! が、きのうあたりでどうしても書き…

書きたいことメモ

生きるための銭稼ぎにあたふたしているこの数週間。なんだかまとまった時間が取れないが、結構ぽんぽんと書きたいことが出てきているので、忘れないようにスケッチ。

ハトメ手製本の復活🔥『中国と表象 章子怡(チャン・ツィイー)の性描写と顔』

先日、新しくzineを発行。今のところ、驚くほど注文が来ていないけれど、受注生産だからまあいっか、と思っている。 (みなさん、中国に興味がないのか、もうzineというものに興味がないのか? はたまた、告知できてないだけか?) 「zineとか言って採算気に…

『オフショア』第二号:全作品のショートレビュー!(編集・発行人の山本より)

オフショアの今後、長い計画について オフショアという雑誌はどこまで出し続けるかはわかりませんが、今のところ、三段階ぐらいのステップを踏んでいくんだろうなと予測しています。 まず第一段階は、選り分けず、整理せず。第一号から第三号ぐらいまでがこ…

大阪の地面(≒地べた)の展覧会をまわる(FIGYA、Calo、別棟MINE)

GW、数日間頭痛でへばっていたので、やっと全快した昨日は半日で大阪のいきたかった展覧会をぜんぶ回ってきた。FIGYA→Calo→山中suplex別棟MINEの順で。あいだに国際国立美術館でのメル・ボックナー展も見たのだけれど、諸事情あって自分の余裕もなくまったく…

5月第一週の中国演劇界のニュースについて(史航事件と2つの演劇祭と)

午前、中国の大きな国際演劇祭「烏鎮戯劇節」(Wuzhen Theatre Festival)の開催日時発表のニュースを見て少しワクワクしていたら、同時に、中国演劇界のベテランで重要な脚本家・演劇作家、史航による性加害のニュースをweiboで知る。 Twitter上にはできる…

映画『無法松の一生』(阪妻版・三船版)を観て検閲を考える

日々仕事して暮らしていたらなかなか行けない。行きたくなってもきりがないからあまりチェックしない。それが「午前十時の映画祭」。 私にとっては大変珍しく、「これは絶対観なあかん」と半年ほど前からチェックしてスケジュールに書き込んでいた作品が、先…

トラウマ体験を薄めるために

休まずに過ごしていた数ヶ月が終わって、自分の心身に悪影響がないはずがない。ここ1週間ぐらい、どうもまったくやる気が出ない。こういうときは、自己啓発本に限る! 大型書店のエントランス付近にずらっと並ぶ自己啓発本とか、私は結構好きで、そのあたり…

商店街からショッピングセンターへ

最近始めたバイトがなかなか面白い。私のプライバシーと採用してくれた会社の利益のため、何をやっているかまでは書けないが、ショッピングセンターに行っている。今まで避けてきたはずのショッピングセンターに。 私が大手企業や大量生産、大量消費を否定す…

【2022→2023】年度末🧨快乐🧨

本日で2022年度がついに終了する。これほどまでに、12月から3月ごろまでの年度末を恐れた一年間はなかった。端的にいうと忙しかったのだが、ありがちな「忙しい自慢」とは別次元の、苦しさだった。 忙しい忙しいと嘆きつつも、なぜか時間はどんどんなくなっ…

「そして助成金をうまく使う」の意味――ラジオ公開収録イベントに向けて

年末ぐらいからいろんなTODOに追われている。年度末にかけてとても。仕事が多い。おまけに、オフショア第二号の編集、組版と入稿も、この時期に重ねてしまった。 忙しかった日々のピークでは、毎日24時か25時までパソコンに向かい、風呂に入って25時か26時に…

見返したメモより〜face to face と移動の停止

2月は公演制作の仕事がクライマックスで、人生でこんな忙しいことがあったかというぐらい忙しかった。2月はまだ残っているが、私の2月はもう終わった。あとは事務処理の残務を確実につぶしていく。 さて、1月2月と忙しかった日々の中でも、歩きながら、飯食…