中国語圏でも沖縄でも音楽でもないエッセイ

大阪府美術品管理の問題について

毎日新聞による報道概要 毎日新聞からスクープが続く大阪府の美術品管理の問題がある。SNSではこのスクープを受けて、大阪維新の会(および日本維新の会)を嫌う人々のあいだで「ほら、維新はわけもわからずこういうことをする」「維新に財産を任せられない…

8月18日、ものすごく久々に、那覇在住時代によく話していた人が来阪するという。ライブに招待していただいたので観に行く。 招待してもらっておいてなんだけれども、もともと、その音楽はそんなに好きではなくて、ただ、その人の出す音はむちゃくちゃ好きで…

堂々とバイトをしよう

バイトテロというのだったか。それにならないように気をつけながら、バイトの話をギリギリのラインで書いていくのはまあまあおもしろいし、自分が置かれている状況とかすごく客観的に考えることができるからすごく楽しい。 さっき、某スーパーのフードコート…

他者を知ることによる絶望

新しいバイトをいくつか始めてみたら、懐かしい感じ。この複雑なバランス感覚。これが毎日あってこそ、私の暮らしだったはずだ。 バイト先で出会う人たちは、たいてい、自分と趣味を共有しない人たちであり、そもそも、仕事以外の現場では使う言語の違う人た…

インボイス制度相談会へ→登録しませんが…

インボイス制度に登録するか否かの相談会に参加。税務署で、無料参加。 今までウェブや書類で眺めていた文字を立体的に頭の中で組み立てられた感覚。という経験は良かったけど、この制度の矛盾がいらだたしい。いらだたしくなるぐらい理解できたということか…

コロナの後遺症の話が私の〝デフォルト〟状態と似ている

たまにはトンデモというかオカルトぽいことを。 こんなこと言ったら非難されるかもしれないが、ちらほら聞くコロナの後遺症の話が私の〝デフォルト〟状態と似ている。身体的な面では、副鼻腔炎っぽい症状や、後鼻漏、あと呼吸が浅くなるとか。精神的には、基…

書きたいことメモ

生きるための銭稼ぎにあたふたしているこの数週間。なんだかまとまった時間が取れないが、結構ぽんぽんと書きたいことが出てきているので、忘れないようにスケッチ。

トラウマ体験を薄めるために

休まずに過ごしていた数ヶ月が終わって、自分の心身に悪影響がないはずがない。ここ1週間ぐらい、どうもまったくやる気が出ない。こういうときは、自己啓発本に限る! 大型書店のエントランス付近にずらっと並ぶ自己啓発本とか、私は結構好きで、そのあたり…

商店街からショッピングセンターへ

最近始めたバイトがなかなか面白い。私のプライバシーと採用してくれた会社の利益のため、何をやっているかまでは書けないが、ショッピングセンターに行っている。今まで避けてきたはずのショッピングセンターに。 私が大手企業や大量生産、大量消費を否定す…

【2022→2023】年度末🧨快乐🧨

本日で2022年度がついに終了する。これほどまでに、12月から3月ごろまでの年度末を恐れた一年間はなかった。端的にいうと忙しかったのだが、ありがちな「忙しい自慢」とは別次元の、苦しさだった。 忙しい忙しいと嘆きつつも、なぜか時間はどんどんなくなっ…

見返したメモより〜face to face と移動の停止

2月は公演制作の仕事がクライマックスで、人生でこんな忙しいことがあったかというぐらい忙しかった。2月はまだ残っているが、私の2月はもう終わった。あとは事務処理の残務を確実につぶしていく。 さて、1月2月と忙しかった日々の中でも、歩きながら、飯食…

メディアをもつこと

リニューアルした『オフショア』に執筆してくださる書き手を募集したとき、ローカルメディア研究者の和田敬さんが手をあげてくださった。和田さんはもともとミニFMを発信していた側であり、小さなメディアの研究をしている。『オフショア』には全5回の連載…

飲食店の客層

『オフショア』発送作業がほぼ毎日のように続き、有難い限り。こういった「外に開く」意識の時って、どうしてもブログにこそっと少しだけ走り書きするような「内向きの」「取るに足らない」話題を書き残すことができなくなる。 けれど本来、人が人間の内面を…

感情あふれる4月の日々

4月1日から勤めに出ているのだが、前回書いたことがまったく自分にとって役に立っていなくて笑えるほどである。レジリエンスとかアサーションとか、ああいったセミナーを受けてきた失業期間の成果が見られない。さっそく、久々の勤めにイライラしたりウンザ…

我なりの自己啓発について

好久不见! 年度末。この年度末、実は見事な同時進行で2本、大学関係の冊子編集を担当して、2月からつい数日前まで根詰めておりました。ひとつは大学内のみで配布される冊子ですが、もうひとつのほう(こちらは最終的に190ページでしたね……)はまもなくどこ…

犬を怖がる - 犬との一週間(3)

普段あまりYouTubeを見ない私にも、犬のおかげでついに推しチャンネルができた。遠藤エマさんの『エマ犬(けん)アカデミー』だ。ドッグトレーナーである遠藤エマ先生は、横浜で犬のトレーニング教室を主宰しているらしい。明るく楽しくハキハキした声。たま…

唸る犬 - 犬との一週間(2)

JR神戸駅周辺には私が通っている町医者が数軒ある。定期的な受診を終え、用事がなければそのまま神戸駅からハーバーランド周辺をうろつく。なかでも、高速神戸駅とJR神戸駅とハーバーランドを繋いでいる地下街のデュオこうべ、そしてハーバーランドに位置す…

犬が見ている - 犬との一週間(1)

その犬との初めての散歩が終わり、私はキッチンで手を洗う。数日前からぐんと気温が下がり、秋らしくなった。風は冷たいが、空は気持ちよく晴れていて、ベランダにも部屋にも、美しく陽がさす。 初めて使うキッチンを物色していると犬が私をちらちらと見てい…

東京オリンピック2020開会式についての若干の意見

あまりにも悲しい開会式だった。東京五輪開会式。 芸術や創作の嗜好で言っているのではない。そこに、世界の人に向けて訴えたい日本文化のアピールも、式全体をまとめあげるスケールの大きな物語も存在しなかった。 とは言いつつ、家にテレビはないのでYouTu…

身体の声を聞き観察する/不眠と肩こりとストレッチ

肩こりと背中のこりがひどく、どうしたものか困り果てていて、こんなときはたいていの人はマッサージや鍼灸院に行ったりするのだろうけど、なぜか意地でも行かず、じっと家で自分の身体の声を聞こうと健気に日々試行錯誤をしていたら、理解できたことがいく…

転職における思考記録

約1ヶ月間ぐらい年度末らしい見事な忙しさだった。デイジョブの転職活動も重なったから、もうそりゃ大変だった。 2015年沖縄に行き、2017年福州へ留学し、2018年那覇に戻り、2019年には大阪に引っ越し、2020年には神戸に引っ越した。紆余曲折、デイジョブも…

思い出した

帰宅すると、今尾拓真個展『work with #9(CLUB METRO空調設備)』について3人が書いたテキスト集が届いていた。 work with - imao takuma works 私以外にキュレーターの檜山真有さん、小説家の大前粟生さんが書いており、3人が3人とも全く別の方向を向い…

デイジョブと生活と収入の均衡

求人情報をよく見るようになると、必然的に脳内で自分の経験や職歴、やりたいこととやりたくないこと等の棚卸しが脳内で行われる。ときたま本当に思い出したくない昔のことも思い出してしまったりして、鬱屈とした気分になる。早く、新しい生活始まれ。新し…

阪神大震災の記憶

阪神大震災の頃は11才(小学五年生)で、住んでいた地域は尼崎市で比較的被害も少なかったが、とんでもないことが起こったんだなあということは子供なりにも理解していた。2020年10月に神戸市に引っ越してきて、1.17が再び身近になっている。 阪神大震災の頃…

100OSAKA U35展で展示したテキスト

2013年8月1日〜8月11日、江之子島文化芸術創造センターで「100OSAKA U35展」という展示が開催された。そのときに自分が展示物として置いたものは350mlビール缶で、こんなテキストを一緒に添えていた。 フォルダに埋もれていたものを、今日、たまたま見つけた…