対コロナ便乗型生活見直し記録6/3

 昼から夜まで働くので、2食分持って出勤すると、まるでキャンプに行くような荷物だった。おにぎり4個にサーモスのスープジャー。お茶の入った500mlの水筒。まるで山小屋で一泊してくるような装備。いや、山小屋だったらもっと何かしらモノがいるか。

 

 出勤してみると、自分が完全にマスク警察、人が手洗ってるかどうか気になっちゃう警察になってしまっていて自分にウンザリ。そしてこんなまだ涼しいのにクーラー付けられたりして肩が凝る。クーラーが本当に体質に合わなくなっているので、クーラーの風に当たるとすぐに肩が凝る。

 

 マスク警察になっている自分は、もし1960年代の中国に生きていたら、おそらく紅衛兵に入っていただろう。いや、最初だけ、紅衛兵が生まれた最初の年だけ入って、それ以降は、これまたウンザリして辞めていただろうとは思うが。

 

 

 今、『ワイルド・スワン』(鸿)を読んでいて、「もしも自分が今〇〇年代の中国にいたら」連想が止まらない。

 

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 中国の近現代史に沿ったエッセイや小説、映画などは、やっぱり読むと「最初にこれを読んで(観て)いたらもっと理解が早かっただろうに!」と思うことばかりである。『ワイルド・スワン』においては、1940年代(まだ大日本帝国が中国を侵略していた時代)から1970年代まで、当時の国民党、中国共産党の細かい政策が細かく記録されていて、後から調べ物をする時にも役立ちそう。すでにびっしり付箋をしている。

 

 

 在宅でよかったのにどうして出勤しなければいけないのか。ずっと夏休みの終わりの悲しみに包まれていたが、退社する時間になれば、出勤することも悪くはないかな、と感じたのも事実。家と職場が物理的に離れていることによる切り替えができる。在宅勤務のとき、なんとなくすごく仕事が重荷に感じていたのは、このせいだったかもしれない。

 

 ただ、その切り替え以外に、出勤することによる良い点は見当たらなかった。在宅の時は、単に出勤するような行動を取ることで、気分を変えればよかっただけなのかもしれない。

 

 明日も昼から夜まで働くので、たくさん米を研いで炊飯器にセットした。明日はもうすこし上手く作ったおにぎりを持っていけるようになりたい。

 

 

 

2020年11月 noteより移行