対コロナ便乗型生活見直し記録12/21

飛ぶように一年が過ぎた、とはおそらく全世界の人が思っているんじゃなかろうか。年末の感覚は、野菜や魚、肉を買いに行く市場の、おせち予約販売のチラシや大量の数の子、ごまめ、黒豆、そういったものでやっと感じることができる。けれどこのまま年を越すなんてちょっと信じられないような気もする。

 

神戸に引っ越してきてやっと2ヶ月。そういえば、ルミナリエって今年ないんやね、と気づく。ルミナリエでもあれば、元町や三宮にできるだけ近寄らないようになり、「年末感」を感じることができただろうか。

 

今日ポストを開けると県民だよりが入っていて、特集には井戸知事とiPS細胞の山中伸弥氏の対談が。しょうもない特集やな、と一人毒づきながらめくると、豊岡に準備している「芸術文化観光専門職大学」について井戸知事が触れている。平田オリザ氏が学長に就任するということで演劇、舞台芸術界隈では有名な話。それにしても、「観光」って付けちゃったか〜、と、また毒づく。

 

Covid-19が落ち着いたとしても、また別の感染症が出てきたりするんちゃう?と人に言ったりすると、人によっては「そんなことないやろ」とか「ネガティブやな〜」とか言われたりするが、ない話ではないのでは?むしろ、観光にあれだけ経済依存したこの数十年が異常だったのではないか。

 

それにしても神戸は美味しいものがそこらじゅうにある。安い美味しいものから、ちょっと高めの美味しいものまで。市場の野菜や肉、魚は安いし美味しい。これだけ美味しいが揃っているのに、どうしてみんな神戸に来ないんだろう?神戸への愛情は深まるばかり。

 

中国料理屋に行きまくるのは金銭的に無理があるので、神戸で気軽に買える豚まんに目をつけた。これを今後しばらく食べ漁っていくつもり。